2010年 03月 04日
再び、 |
ブラバンキッズ・オデッセイ 石川高子 三五館
ブラバンキッズ・ラプソディーの続編とも言うべき作品。中澤忠雄の鬼のような指導の下、全国大会金賞を重ねる野庭高吹奏楽部の人間模様、そして中澤忠雄に不治の病が襲う。中澤は「死んでも振る」と気力を振り絞り指揮台に上がる。死力を尽くした全国大会で遂に日本一に輝き、しかし中澤は帰らぬ人となる。その後、少子化のため野庭高は統廃合から廃校となり、野庭高吹奏楽部も消える。しかし、中澤夫人の死をきっかけにして教え子達が「ナカザワ・キネン野庭吹奏楽団」を立ち上げ、再び絆を確認する。。実話ならではの綺麗事では無い人間模様と、中澤が残したものの大きさが胸を打つ、涙で文字が何度も読めなくなる感動のノンフィクションです。中澤の言葉「音楽は心」、その意味は深いです。私の尊敬する野村監督は「人を残すが上」と仰っておられますがその通りだと思い知らされました。我が身を振り返ると只反省ばかりです。
ブラバンキッズ・ラプソディーの続編とも言うべき作品。中澤忠雄の鬼のような指導の下、全国大会金賞を重ねる野庭高吹奏楽部の人間模様、そして中澤忠雄に不治の病が襲う。中澤は「死んでも振る」と気力を振り絞り指揮台に上がる。死力を尽くした全国大会で遂に日本一に輝き、しかし中澤は帰らぬ人となる。その後、少子化のため野庭高は統廃合から廃校となり、野庭高吹奏楽部も消える。しかし、中澤夫人の死をきっかけにして教え子達が「ナカザワ・キネン野庭吹奏楽団」を立ち上げ、再び絆を確認する。。実話ならではの綺麗事では無い人間模様と、中澤が残したものの大きさが胸を打つ、涙で文字が何度も読めなくなる感動のノンフィクションです。中澤の言葉「音楽は心」、その意味は深いです。私の尊敬する野村監督は「人を残すが上」と仰っておられますがその通りだと思い知らされました。我が身を振り返ると只反省ばかりです。
by speedshopfalcon
| 2010-03-04 13:12
| 読書