2010年 03月 05日
ルポ貧困大国アメリカⅡ |
ルポ 貧困大国アメリカⅡ 岩波新書
前著「ルポ貧困大国アメリカ」の続編。前作は既にここで紹介したと思うが、この続編も凄い。前作が金融恐慌以前に書かれた事を思い出し、著者の視点に非常に感心する。前作同様にアメリカの負の現実がビビッドに伝わってくる秀作。
本文中で紹介されているマイク・ウォーレン弁護士の言葉が胸に残る。
「国とはいったい何なのか?なぜこの国では私達の税金が、学生よりも囚人を多く生み出すために使われているのか?(中略)政府はいったい、誰のための政治をやっているのか?自分自身に問うのです。いったい孫たちに残したい未来は、本当にこんな形なのか」
前著「ルポ貧困大国アメリカ」の続編。前作は既にここで紹介したと思うが、この続編も凄い。前作が金融恐慌以前に書かれた事を思い出し、著者の視点に非常に感心する。前作同様にアメリカの負の現実がビビッドに伝わってくる秀作。
本文中で紹介されているマイク・ウォーレン弁護士の言葉が胸に残る。
「国とはいったい何なのか?なぜこの国では私達の税金が、学生よりも囚人を多く生み出すために使われているのか?(中略)政府はいったい、誰のための政治をやっているのか?自分自身に問うのです。いったい孫たちに残したい未来は、本当にこんな形なのか」
by speedshopfalcon
| 2010-03-05 09:51
| 読書