2010年 12月 11日
ノルウェイの森 |
千代田区なう。昨日は常磐線沿線キャバクラで飲み過ぎて終電を逃してしまい、駅前のタクシー待ちの大行列を見たらだめだこりゃという感じになり、、一駅歩いてしまいました。途中で気持ちが折れそうになりました。(笑)
さて、本日は映画ノルウェイの森公開日。行ってきましたよ一人で。公開日の初回の上映なのに、お客さんは俺を入れて9人くらい、、、こら松戸市民「宇宙戦艦ヤマト」行ってないで村上春樹見てよ。って、松戸市民の皆様には関係ないです、日本では売れない映画だと思います。夢も希望も無い話ですし。その感想ですが、やはり文学と映像作品は別物ですね。私が心の中に描いていた映画とは全然違うものでしたが、なんと言いますか、日本人が演じていて日本で撮った作品なのに、これは完璧にフランス映画でした。あまり書くとネタバレになってしまうのであれこれ書きませんが、草原のシーン、直子とワタナベが二人でずっと歩いて直子が長い長い独白を語る場面は、素晴らしい長回しで菊池凛子の演技が素晴らしい。ちょっと胸に迫ってきました。最後は原作同様ワタナベが緑に電話をするところで終わりますが、その後ビートルズのノルウェイの森が流れてこれは泣けます。素人の感想としては、原作を読んで村上春樹の世界が理解出来る人にはかなり好まれる映画ではないかと思います。それと中学生以下は連れて行かない方が良いと思います。かなりやばい会話とシーンが相当な頻度で有りますので。
原作は、ワタナベとキズキと直子、ワタナベと永沢さんとハツミさん、ワタナベと直子とレイコという3人でなければ成り立たない不完全さがその中の一人が欠ける事から来る喪失感というようなものが構造として有るのに対して、映画では不完全な愛とセックスみたいな感じに描かれていて、そうすると永沢さんの存在がやや曖昧になったきらいが有りますね、ハツミさんとワタナベがタクシーで交わす会話は原作では「こんなお姉さんがいたら」というワタナベの台詞がハツミさんの心に入っていくところだと思うけれど、そこの意味合いがよくわからない感じ。自然の美しさ、長回しの映像は素晴らしいと思いました。
これから新橋で忘年会です。飲み過ぎないようにしなきゃ。
さて、本日は映画ノルウェイの森公開日。行ってきましたよ一人で。公開日の初回の上映なのに、お客さんは俺を入れて9人くらい、、、こら松戸市民「宇宙戦艦ヤマト」行ってないで村上春樹見てよ。って、松戸市民の皆様には関係ないです、日本では売れない映画だと思います。夢も希望も無い話ですし。その感想ですが、やはり文学と映像作品は別物ですね。私が心の中に描いていた映画とは全然違うものでしたが、なんと言いますか、日本人が演じていて日本で撮った作品なのに、これは完璧にフランス映画でした。あまり書くとネタバレになってしまうのであれこれ書きませんが、草原のシーン、直子とワタナベが二人でずっと歩いて直子が長い長い独白を語る場面は、素晴らしい長回しで菊池凛子の演技が素晴らしい。ちょっと胸に迫ってきました。最後は原作同様ワタナベが緑に電話をするところで終わりますが、その後ビートルズのノルウェイの森が流れてこれは泣けます。素人の感想としては、原作を読んで村上春樹の世界が理解出来る人にはかなり好まれる映画ではないかと思います。それと中学生以下は連れて行かない方が良いと思います。かなりやばい会話とシーンが相当な頻度で有りますので。
原作は、ワタナベとキズキと直子、ワタナベと永沢さんとハツミさん、ワタナベと直子とレイコという3人でなければ成り立たない不完全さがその中の一人が欠ける事から来る喪失感というようなものが構造として有るのに対して、映画では不完全な愛とセックスみたいな感じに描かれていて、そうすると永沢さんの存在がやや曖昧になったきらいが有りますね、ハツミさんとワタナベがタクシーで交わす会話は原作では「こんなお姉さんがいたら」というワタナベの台詞がハツミさんの心に入っていくところだと思うけれど、そこの意味合いがよくわからない感じ。自然の美しさ、長回しの映像は素晴らしいと思いました。
これから新橋で忘年会です。飲み過ぎないようにしなきゃ。
by speedshopfalcon
| 2010-12-11 17:29
| 日常