2011年 02月 12日
週末は読書 |
週末は少し時間を作って読書。たまには本を読んで先人に学ぶというのも大事かな。そうでもしないと現実世界の煩雑なストレスで、なんだか頭がおかしくなってしまいます。
悪名の棺 笹川良一伝 工藤美代子 幻冬舎
私は笹川良一という人の事を誤解していた様です。特に児玉誉士夫との関係など読むべき箇所は多く、更に東京裁判と戦犯にされた方々の遺族との下り等は涙無しには読むことが出来ない。とはいえ、この希代の傑物の提灯伝記などではなく、色々書きにくいことも平気で書いているのが面白い。昭和という時代に生きた国士の生き様は誠にスケールが大きく、胸を打たれました。
謎の七支刀 宮崎市定 中公文庫(絶版)
国宝漢委奴國王金印の事を少し読んでいてこの本に行き当たりました。銘文の読みと当時の中国、朝鮮半島情勢の関係など誠に興味の尽きない名著と言えるでしょう。歴史学、考古学のあり方まで指し示す碩学の遺書とも言える一冊。
ふるさと史物語 三寅剣の謎 福山雄 星雲社
七支刀に匹敵するのが七星刀。聖徳太子帯剣と伝わる宝物ですが、それに匹敵する三寅剣(さんいん剣)が信州の寒村から出現。もっとも、地元では昔から知られていたらしく、私も十数年前にあるTV番組が七星刀を取り上げた際にこの刀が映されたのを見ています。期待して読んだら、少しも三寅剣が出てこない、、、。
まあ、読書は千冊読んで当たりは三冊位。昔から不動産屋を揶揄してせんみつやとか言うでしょう。それと同じです。そう言えば昨日はお姉ちゃんの部屋探しで大学近くの不動産屋に行ったんだけれど、ちょっとお茶のみして名前書かせて、部屋に案内して家賃一月分取るんだから、良い商売だよなあ、、、。週末の読書の感想でした。
悪名の棺 笹川良一伝 工藤美代子 幻冬舎
私は笹川良一という人の事を誤解していた様です。特に児玉誉士夫との関係など読むべき箇所は多く、更に東京裁判と戦犯にされた方々の遺族との下り等は涙無しには読むことが出来ない。とはいえ、この希代の傑物の提灯伝記などではなく、色々書きにくいことも平気で書いているのが面白い。昭和という時代に生きた国士の生き様は誠にスケールが大きく、胸を打たれました。
謎の七支刀 宮崎市定 中公文庫(絶版)
国宝漢委奴國王金印の事を少し読んでいてこの本に行き当たりました。銘文の読みと当時の中国、朝鮮半島情勢の関係など誠に興味の尽きない名著と言えるでしょう。歴史学、考古学のあり方まで指し示す碩学の遺書とも言える一冊。
ふるさと史物語 三寅剣の謎 福山雄 星雲社
七支刀に匹敵するのが七星刀。聖徳太子帯剣と伝わる宝物ですが、それに匹敵する三寅剣(さんいん剣)が信州の寒村から出現。もっとも、地元では昔から知られていたらしく、私も十数年前にあるTV番組が七星刀を取り上げた際にこの刀が映されたのを見ています。期待して読んだら、少しも三寅剣が出てこない、、、。
まあ、読書は千冊読んで当たりは三冊位。昔から不動産屋を揶揄してせんみつやとか言うでしょう。それと同じです。そう言えば昨日はお姉ちゃんの部屋探しで大学近くの不動産屋に行ったんだけれど、ちょっとお茶のみして名前書かせて、部屋に案内して家賃一月分取るんだから、良い商売だよなあ、、、。週末の読書の感想でした。
by speedshopfalcon
| 2011-02-12 07:19
| 読書