2013年 03月 03日
ダッシュボード |
先日のS30ZCAR.JPの飲み会でのこと、或るマニアな御方とダッシュボードの話になった。
S30のダッシュボードは一体、何種類あるのだろうか?十二年位前にいちど再販で欠品だったダッシュASSYが部販から出た事があった。その再販物も、前期用は直ぐに製廃になってしまって、後期用は暫くは出たと思うけどそれも製廃になってしまった。ちなみにその時の部販の単価が確か15万8千円だったような気がする。その頃は度々部販に行っていたので、段々と車検証も無しで名前も言わなくても届いたら家に電話をくれる様な感じだったので、現金で払うと1割負けてくれた。業販ならもっと値引きしてくれたのかも知れない。でも、その時出た後期用のダッシュは、S31用だったと思う。
その再販ダッシュ、前期用を買った人の話では、幅が本来の前期オリジナルダッシュとちょっと違うようだ。そうすると、再販の二種類は別にして、一体オリジナルのダッシュは何種類有るのだろうかという話になった。前期、240が出てからの前期の後期(?)、それと全く違う形になった2テールになってからの物、それの後継車種AS30とCS31は違うのだろうか?どうも少し違うような気がする。ハーネスが違うのは判るが、細かいところも少しずつ違うのではないだろうか。全部並べて比較して見たら面白いかも知れない。。

で、ちょっと調べてみました。私の手元にS30のパーツリストが15冊あります。年代別に見ると、なかなか面白い事が判りました。
1969年 68100-E4100
1969年 68100-E7200(Z432R専用部番)
1972年 68100-E8700
1972年 68100-E4100
(L20搭載スタンダード車つまり4速車と、432用共通部番になっている)
1973年 68100-E3001
1974年 68210-N3400
1974年 68100-N3450
(この部番はGRS30、つまり輸出用右ハンドル260Zの2+2用と同じ)
1976年 68100-N4450(1976年6月まで。A-S30専用部番?)
1978年 68100-N4650(1976年後期から。C-S31専用部番?)
結論から言えば、73年(S30車体番号10001、HS30車体番号014001)を境に前期が2種類、マイナー後の2テール用、AS30用、CS31用という事になります。ところで、HS30(240Z)には前期ボディーつまり車体番号がHS30-010002以降というのがあり、この010002番からの車体には何が付いていたのでしょうか?調べる必要がありますね、たぶんE8700でしょうか。また自動車部品の常として、部品番号は変わらなくても細かい部分が変わっている時があります。これは私自身、自動車部品の生産に関わっているのでよく分かります。なので、本当のところは未再生の実車を並べて検証しないと、確実な事は言えない、というところでしょうか。でも未再生1オーナーの美車でも渡邉衡三先生のクルマみたいに、最初から売ってない部品が付いていたりするクルマもありますからね~~今回の横浜で見た240Zのエンジンの様に一見L型だけどよく見るとちがうエンジンとか(笑)。
もう少し勉強します。

S30のダッシュボードは一体、何種類あるのだろうか?十二年位前にいちど再販で欠品だったダッシュASSYが部販から出た事があった。その再販物も、前期用は直ぐに製廃になってしまって、後期用は暫くは出たと思うけどそれも製廃になってしまった。ちなみにその時の部販の単価が確か15万8千円だったような気がする。その頃は度々部販に行っていたので、段々と車検証も無しで名前も言わなくても届いたら家に電話をくれる様な感じだったので、現金で払うと1割負けてくれた。業販ならもっと値引きしてくれたのかも知れない。でも、その時出た後期用のダッシュは、S31用だったと思う。
その再販ダッシュ、前期用を買った人の話では、幅が本来の前期オリジナルダッシュとちょっと違うようだ。そうすると、再販の二種類は別にして、一体オリジナルのダッシュは何種類有るのだろうかという話になった。前期、240が出てからの前期の後期(?)、それと全く違う形になった2テールになってからの物、それの後継車種AS30とCS31は違うのだろうか?どうも少し違うような気がする。ハーネスが違うのは判るが、細かいところも少しずつ違うのではないだろうか。全部並べて比較して見たら面白いかも知れない。。

で、ちょっと調べてみました。私の手元にS30のパーツリストが15冊あります。年代別に見ると、なかなか面白い事が判りました。
1969年 68100-E4100
1969年 68100-E7200(Z432R専用部番)
1972年 68100-E8700
1972年 68100-E4100
(L20搭載スタンダード車つまり4速車と、432用共通部番になっている)
1973年 68100-E3001
1974年 68210-N3400
1974年 68100-N3450
(この部番はGRS30、つまり輸出用右ハンドル260Zの2+2用と同じ)
1976年 68100-N4450(1976年6月まで。A-S30専用部番?)
1978年 68100-N4650(1976年後期から。C-S31専用部番?)
結論から言えば、73年(S30車体番号10001、HS30車体番号014001)を境に前期が2種類、マイナー後の2テール用、AS30用、CS31用という事になります。ところで、HS30(240Z)には前期ボディーつまり車体番号がHS30-010002以降というのがあり、この010002番からの車体には何が付いていたのでしょうか?調べる必要がありますね、たぶんE8700でしょうか。また自動車部品の常として、部品番号は変わらなくても細かい部分が変わっている時があります。これは私自身、自動車部品の生産に関わっているのでよく分かります。なので、本当のところは未再生の実車を並べて検証しないと、確実な事は言えない、というところでしょうか。でも未再生1オーナーの美車でも渡邉衡三先生のクルマみたいに、最初から売ってない部品が付いていたりするクルマもありますからね~~今回の横浜で見た240Zのエンジンの様に一見L型だけどよく見るとちがうエンジンとか(笑)。
もう少し勉強します。

by speedshopfalcon
| 2013-03-03 14:13
| S30