2013年 04月 20日
村上春樹 |
ようやく週末、しかし週末でもやる事が多い。奥様と我が家の菩提寺にお参りして、ご住職にお経を上げて頂く。こちらのお寺は開創700年の古刹で我が家のご先祖もずっとお世話になっている。その後我が家のお墓にお参りして、そしたらお寺が寒かったので、奥様と仲良くラーメン食べにお出かけ。

体があったまります。その後、家に帰って俺様は佐村河内守のCDを聴き涙が止まらなくなる。そしたら、奥様から「洗濯物が乾かないから乾燥機掛けて来て」という仰せで、コインランドリーまでお出かけ。貧乏な我が家には乾燥機がない。乾燥機も無い貧乏人がB&W802をマークレビンソンで鳴らしてCDを聴いている、そこが不合理だ。そこのところを奥様に無言で指摘されて、乾燥機を掛けに行く羽目になると言う事です。女の人はいつも現実的です。
コインランドリーで乾燥機を掛けながら、村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を一気に読む。アマゾンから発売日に届いていたのに、やっと読めます。忙しすぎ、と言うか貧乏暇無しです。内容については、機会があれば書きたいと思います。それにしても、村上春樹の小説から、鼠とかいるかホテルとか羊男が出なくなってから作風が変化して熟成したように感じますが、村上さんはジャズだけでなくてクラシックも詳しいのね。フィンランドまで行くのが「巡礼」なのか、それとも繰り返し出てくるリストが何かの暗示なのか、、俺もラザール・ベルマンのリストは好きで何度も何度も聞きますが、俺の心の中ではベルマンのリストはもっとヴィルトゥーゾな印象だけれども。これ以上書くとネタバレになるので、本屋で買って読んで下さい。
この新作は、なにか哲学問答なところが評価が分かれるかも知れません。もしかしたら「ねじまき鳥クロニクル」と同様、彼の作風の転換を示す重要な作品なのかも知れません。俺は村上作品は全て読んで来ましたが、この小説の評価は微妙です、、、。シロは何故死んだのか、何一つ明らかにはなっていません。村上ワールドのいつもの展開、という印象。心の中では、「どうした村上さん?」というところかな。

体があったまります。その後、家に帰って俺様は佐村河内守のCDを聴き涙が止まらなくなる。そしたら、奥様から「洗濯物が乾かないから乾燥機掛けて来て」という仰せで、コインランドリーまでお出かけ。貧乏な我が家には乾燥機がない。乾燥機も無い貧乏人がB&W802をマークレビンソンで鳴らしてCDを聴いている、そこが不合理だ。そこのところを奥様に無言で指摘されて、乾燥機を掛けに行く羽目になると言う事です。女の人はいつも現実的です。
コインランドリーで乾燥機を掛けながら、村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を一気に読む。アマゾンから発売日に届いていたのに、やっと読めます。忙しすぎ、と言うか貧乏暇無しです。内容については、機会があれば書きたいと思います。それにしても、村上春樹の小説から、鼠とかいるかホテルとか羊男が出なくなってから作風が変化して熟成したように感じますが、村上さんはジャズだけでなくてクラシックも詳しいのね。フィンランドまで行くのが「巡礼」なのか、それとも繰り返し出てくるリストが何かの暗示なのか、、俺もラザール・ベルマンのリストは好きで何度も何度も聞きますが、俺の心の中ではベルマンのリストはもっとヴィルトゥーゾな印象だけれども。これ以上書くとネタバレになるので、本屋で買って読んで下さい。
この新作は、なにか哲学問答なところが評価が分かれるかも知れません。もしかしたら「ねじまき鳥クロニクル」と同様、彼の作風の転換を示す重要な作品なのかも知れません。俺は村上作品は全て読んで来ましたが、この小説の評価は微妙です、、、。シロは何故死んだのか、何一つ明らかにはなっていません。村上ワールドのいつもの展開、という印象。心の中では、「どうした村上さん?」というところかな。
by speedshopfalcon
| 2013-04-20 21:53
| 読書